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#7日間ブックカバーチャレンジ
day 5
『屍人荘の殺人』今村昌弘さん 創元推理文庫
カバーイラスト:遠田志帆さん
カバーデザイン:鈴木久美さん
本日5日目は再び文庫本です!
この剣にうつる人の目が、透き通っているのに芯を感じさせる強い目で、引き込まれそうという言葉がぴったりだなぁと思います。
剣の右側には水色っぽい色が多く使われていて光が見えるんですけど、左側はどちらかと言えば暗めで影になっているんですよね。でも瞳にとか鼻先、唇とかには光があって、そこが余計際立っていて目を惹きますよね〜!!!!
お人形さんみたいな顔立ち……❤︎可愛い❤︎
あとはこの剣を見ると、刃が綺麗に真っ直ぐではなくてちょっとガタガタしていて、錆?っぽくなっているところが好きです。
そして滴る血が、めっちゃリアルで、立てて置いてあったら手でおさえたくなりますよね!「あっ!!!たれちゃう!」って。
錆びてギザギザになった刃を滑り落ちる液体の感じが、本当に、好き。
そして、剣の後ろには、やっぱり液体の滴る壁があって、その液体の流れた跡が曲がったり細くなったり真っ直ぐじゃなくて、
そこがすごく良いな、好きだなぁ、って思います。
あとは壁の感じ!一色じゃないのがなんだか良い!
暑い日にふと触ってみたら冷たかった壁って感じがします。
そういう経験ありますよね?私、昔はすぐ触っちゃってたんですよ〜☺️
そして背はシンプルに創元推理文庫の黄色地に黒字で、タイトル、作者、番号、出版社、本体価格が書いてあります。
創元推理文庫さんは、背表紙をパッと見ただけでは作者さんがわからないんですよ〜!
これ結構珍しい気がします。
day2でお話しした文春文庫さんとか、他にも角川文庫さんや集英社文庫さんとかは背の色自体が人によって違うので、遠目で見て作者さんの違いは大体分かるんです。
他にも幻冬舎文庫さんや光文社文庫さんは作者さんの名前が書いてある部分の色が違っていたり、河出文庫さんは番号の書いてあるところの色が違っていたりするんです。
背の配色が同じところは、他には多分双葉文庫さんが同じ真っ白だったかなぁ〜
それから、創元推理文庫さんは天アンカットなんですよー!!!
天アンカットのところはそんなに多くないのですが、やっぱり、おしゃれですよね〜!!!
他にも新潮文庫さん、ハヤカワ文庫さん、岩波文庫さんも天アンカットでした💖
この4つの天アンカット勢の見分け方としては、新潮文庫さんはスピンが付いていて、ハヤカワ文庫さんは少しサイズが大きいのですぐわかるんですけど
創元推理文庫さんと岩波文庫さんはめちゃめちゃ難しい!!どっちも表紙がつるつる系です。
でも微妙に岩波文庫さんの方がサイズが小さいかな。あとはカバーの固さが微妙に違う気がします。(私もそんなにたくさんもっているわけではないので、いろんな本で比較しないとですね)
これをすぐにわかる人はプロだ〜〜☺️
お読みいただきありがとうございました
ばいみん♪
みやた まなも#279