すごく私事なんですけど、
大学で司書資格のための授業を受けていたので
今回このレファレンスカウンターが舞台のお話というのがすごく嬉しかったです。
図書館員さんのお仕事の中で、私が一番興味があったのがレファレンスなんです。
利用者さんとコミュニケーションの中で、どんな資料が欲しいのか、何が知りたいのか、ということを考えていくのがすごくかっこよくて、
レファレンスができるようになりたい!ってすごく思ったんですよね。
あとは私、調べ物と調べたことをまとめることと、本の背表紙を眺めることが好きなので、
密かに向いているのではないかとも思っていました。
勉強していくうちに、そのレファレンスというものの責任の重さにちょっぴり怯え、そして改めて図書館で働く方はすごいなぁと尊敬の念が強くなりました。
さてさて、本の話に戻りますと、
このレファレンスの技術というものを主人公は「普通に」使っていて、そこがまずかっこいいんです!!!
正しく勉強してきて、そして仕事や図書館、本に愛があるからこそのレファレンスで、こんな司書さんがいたら毎日通う……という気持ちになります。
司書に興味あるなーという方や、司書課程を受けている方、本が好きな方は
是非読んでいただきたいです!!!
ただ、まぁ、私も、わかっているんです。
みなさんが全員図書館が大好きという訳ではないし、正直レファレンスとか興味ないって方もいるってこと。
認めたくないですが、図書館ってそんな毎日のように通う場所ではないですし、本の背表紙を見ているだけで丸一日過ごせる人が少数派だってことも。
でもでも、そんな方でも、多分この本楽しめると思うんです!
レファレンスって結構推理に近くて、利用者さんもわからないもやもやした正解を探していく行為なんです。
つまり、ミステリーにおける探偵を司書さん、依頼人が利用者さん、そして見つけ出すべき犯人が情報や本、と考えられるのではないでしょうか?
なので、正直本そのものにあんまり興味ないなって方でも、読書初心者だよーって方でも
きっと楽しく読めるとおもいます!
ちょっとでも『おさがしの本は』を読みたいなーって思って下さったでしょうか……?
この日向坂文庫、他にもすごく魅力的な本がたくさんあるので、
これを機に色々なジャンルの作品を読んでみて、新地開拓していくのも楽しいんじゃないかなぁと思います!
そしてまたそれが新しい“推し作家さん”との出会いになれば嬉しいです!!!
そして一個だけ自慢させてください。
今回ひなのが表紙の、
金子ユミさんの『千手學園少年探偵團』、
私、サイン本持っているんです!!!!!
前に偶然本屋さんでサイン本を見つけて買ったんです。今回ちょっぴり運命感じました〜!
この『千手學園少年探偵團』を含む3期生たちの担当の本は、光文社さんのなかでも、
“光文社キャラクター文庫”さんから出ている本で、光文社文庫さんとちょっぴり背表紙が違うので、そこもあわせてたのしめますよ〜!!!
しかもシリーズ作品なので続きを読む楽しみも!
本棚に並べたら絶対可愛いですよ〜!!!!
私、今回のフェアが本当に嬉しくて、
自分用に今回の作家さんの著作リストとかを細々と作って、wordだとかpdfだとかにまとめたりしているんです。
本屋さんとかで好きな作家さんの本を探したくても、出版社別に並んでいる書店さんだとちょっと探しづらかったりしますよね。
そういう時にリストがあれば、
「あ、この人はここの出版社から出てるけど、あそこからは出てないんだな〜!」
と把握できて、より効率よく探すことができたり
「この人はこの出版社から6冊出ているのか〜よし、まとめて全部買おう!その方が並べた時いい感じだし!」
と出版社買いする時の予算が組みやすくなったり
結構使えると思うんですよね〜!
あとは単純に調べてまとめるのがすごく楽しいし、いっぱい本のタイトルが並んでいるのを見るのも楽しい!!!笑
せっかく作っているので、
皆さんにも使ってもらえたら嬉しいなーって思うんですけど
なかなか量が多いので、
ちょっと載せるのが難しくて悲しいです。
ちまちまメッセージで送れたら送りますね〜〜
少し長くなってしまいました!
本に浮かれちゃった…… すみません。
でも今回のフェア、本当に素敵な本ばかりなので是非たくさん読んでください!!!!
お読みいただきありがとうございました
ばいみん♪
みやた まなも#315